【展望】2021年・天皇賞(春)
こんにちは、クラウマです。G1の谷間と呼ばれる週が終わり、いよいよG1が続いていきますね。その最初を飾るのは試行回数が極めて少ない阪神芝3200mでの天皇賞春となっています。先週の重賞は中々よかったので、難しい一戦ですが天皇賞も穴馬からピシッと当てていきたいところです。

阪神芝3200mについて整理した記事はこちらになります
展望

今回は過去のデータが無いのでいきなり展望からになります
阪神芝3200m(外→内)
◎8.ディバインフォース
○15.オセアグレイト
▲5.ディアスティマ
△17.オーソリティ
☆1.ワールドプレミア
・前半捨てた後方からの捲り
・スタミナ豊富(坂2回の経験)
注目要素から読み解く
前半捨てた後方からのポツン捲り
本命馬に関する要素になりますが、ここを一番重要視しています。
Twitterの様子や記事のインタビューを見ると「先行」という言葉をよく見かけます。確かに、今年1度だけ行われたレース結果を見てみると…
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■松籟ステークス
2021年2月21日 阪神芝3200m
1着:13.ディアスティマ 2人気
(1-1-1-1) 上り36.1
2着:3.タイセイモナーク 11人気
(2-2-2-2) 上り36.4
3着:4.シルヴァーソニック 5人気
(9-7-8-7) 上り36.0
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11番人気の人気薄が番手から2着に好走しています。この結果を考えてみると先行有利という結論が出るでしょう。おそらく、大半の騎手も予想家も同じように前々を意識すると読んでいます。

だからこそここに活路を見出したい
同じようなことばかり考えていては期待値の無い人気馬になるだけです。ここはあえて、後方からの馬を狙っていくのが勝負の本筋。


もう少し補足を
阪神芝3200mは外回りから内回りになる長距離戦です。勝負所は1~2コーナー付近からになるのため、それまで先行馬はいかに楽できるかが鍵になりますよね。楽できれば、位置取りの差でゴール板まで一気に駆け抜けることができます。
しかし、みんなの意識が前々に傾いていたら?
本来楽できる前半から前掛かりになる、もしくは、競馬が動くのがホームストレッチになったら時、後方の馬にもチャンスが出てくるはずですよね。

それに試行回数が少ないゆえにより前掛かりな心理状態になると思います





本命対抗の二頭
♦8.ディバインフォース
♦15.オセアグレイト
この二頭は後方待機策から捲るのが基本の戦い方になっています。鞍上も武豊と横山典弘で必要とあらば堂々とポツンしていきます。まあ、必要ない時にもポツンするんですど(笑)
ユーキャンスマイルも少し迷いましたが、藤岡兄弟は宗教上買いたくないのと、直線が短い時は狙いたくないのが正直なところです。内回りのみの阪神大賞典で2着ですが、直線だけの勝負で5馬身差と今回は厳しい印象です。
スタミナが豊富
スタミナの判断は色々とありますが、今回は坂2回の経験と血統からアプローチしたいと思います。
■坂2回×入着(0.5秒差以内)
※レースに影響の少ないS直後の坂は除きます
・ワールドプレミア
・カレンブーケドール
・ディアスティマ
・ディバインフォース
・ジャコマル
・ディープボンド
・ウインマリリン
・オセアグレイト
・オーソリティ
■血統
・ワールドプレミア
・ディアスティマ
・ユーキャンスマイル
・ディバインフォース
・オセアグレイト
・オーソリティ

そもそも、このレースに来るんだからある程度スタミナは評価されてる馬たちなんですよね
展開
長距離戦で少々難しいですが逃げ宣言のジャコマルがハナを叩けばこんな感じでしょうか。
※クリックすると拡大します
外枠からはウインマリリンやオーソリティ、中枠外目にはディープボンドがいるため、インへカットしつつのスタート直後が想定されます。最初のコーナーまでが短く、それまでに決着をつけようとするとやはりペースは速くなるかと。
後方組になりそうなのはディバインフォース・オセアグレイト・ユーキャンスマイル・ナムラドノヴァン
好走するには楽に1回目の坂(ホームストレッチ)をクリアする必要があるので、希望的観測も含めて前半は捨てていると想定します。
ホームストレッチで動き始めそうなのは騎手的にもゴーストとメイショウテンゲンあたりでしょうか。

とにかく、こうなると先行馬は持久力で差し馬は仕掛けのタイミングになります
馬券のつくり方
印を確認するとこんな感じ。
◎8.ディバインフォース(捲り)
○15.オセアグレイト(捲り)
▲5.ディアスティマ(番手粘り)
△17.オーソリティ(先行持続)
☆1.ワールドプレミア(差し)
馬券を組むならこんな感じ。
単複 ◎
馬連7点 ◎○=◎〇▲△☆
ワイド7点 ◎○=〇▲△☆
三連複BOX10点◎○▲△☆(おまけ程度)
本命対抗で違う脚質の馬を選んでフォーメーションを組むことはよくありますが、今回の鍵は展開でも説明したように仕掛けのタイミングになるので2頭とも似たような競馬をしそうな馬を選んでいます。
この二頭から先行して粘れるタイプの二頭に▲△を打ってあります。全部差し馬で決まることはさすがにないと思うので、前々で残りそうな馬のカバーは必要です。
▲ディアスティマは逃げ番手で競馬ができることに加え底が知れないということで買い目に。当概コースを経験しているのも強みです。
△オーソリティは有馬記念で本命に打った馬で、負けはしたものの以前として先行力と持続力は評価しているままです。
☆ワールドプレミアは地力トップクラスで素直に本命にしてもいい馬です。が、内枠で捌けないと詰むのので軽めの印にしてあります。
ディープボンドも迷いましたが、①人気が予想される②ジャコマル逆噴射のリスクから絞る過程で省きました。三連系なら足しても良いのではないでしょうか。ただ、三連を買うとなると印が増えすぎるレースな気がするので、来たらラッキー程度に抑えたいと思います。
まとめ
◎8.ディバインフォース
○15.オセアグレイト
▲5.ディアスティマ
△17.オーソリティ
☆1.ワールドプレミア
単複 ◎
馬連7点 ◎○=◎〇▲△☆
ワイド7点 ◎○=〇▲△☆
三連複BOX10点◎○▲△☆(おまけ程度)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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