【セレクトセール2021】シュヴァルグラン産駒の2頭

2021年セレクトセールにはシュヴァルグラン産駒が2頭上場しました。

2024年のクラシックを目指していく世代になります。

 トゥーピーの2021

父:シュヴァルグラン
母:トゥーピー
母父:Intikhab
母母父:Caerleon

【クロス】
Halo 9.38% 4 x 5
Mr. Prospector 9.38% 4 x 5
Hail to Reason 6.25% 5 x 5
Northern Dancer 6.25% 5 x 5

【兄弟】
サトノクロニクル(半兄):17年チャレンジC1着
サトノラーゼン(半兄):15年京都新聞杯1着・同年ダービー2着

販売者・所有者:㈲ノーザンレーシング
生 産 牧 場:ノーザンファーム
飼 養 者: 同 上

1200万円で上場を開始。3800万円で(株)レッドマジックが落札しました。

クラウマ
クラウマ

安すぎないか..?

考察

母トゥーピーは仏2000ギニー(桜花賞)や1100mのGⅢを制した英国産馬。

母父IntikhabtはG1こそ制していない(骨折)ものの産駒は活躍している名種牡馬です。

Intikhabは早熟系のRedRansomを介したRobert系で1600~2000mへの適正が高くなります。ただし、父シュヴァルグランはある程度の距離での実績にも優れていたため、2000m以上への期待が大きいですね。

シュヴァルグランがどういった種牡馬になるかは未知数ですが、現段階の血統構成的にはトゥーピーの2021もピッチ走法持続的な脚を使うパワータイプになる可能性が高そうです。芝に限らずダートでも可能性を秘めていそうな血統です。

重賞ならば阪神大賞典(父と半兄が制覇)とか面白そうな存在です。あとは中山やローカル競馬場でも楽しみです。

母父Intikhabtはダノンプレミアムのイメージが強いですが、ダノンプレミアムの母インディアナギャブはDanzigの4×5を内包し、父ディープインパクトとマイル的スピードの血が色濃く出ていました。

同じ母父ですが少し系統は変わりそうです。

ギエナーの2021

父:シュヴァルグラン
母父:Redoute’s Choice 
母母父:Kendor

【クロス】
Halo 9.38% 4 x 5
Northern Dancer 6.25% 5 x 5

【兄弟】
レプリューム(未出走)

販売者・所有者:㈲ノーザンレーシング
生 産 牧 場:ノーザンファーム
飼 養 者: 同 上

1000万円で上場を開始し3600万円で東京サラブレッドクラブが落札。

クラウマ
クラウマ

随分と舐められてますけど一口馬主やりたいですね

考察

母は豪州生産のギエナー。2戦目に未勝利を突破した後1回使って引退しました。
血統構成的にも元々繁殖牝馬にする予定だったのでしょう。

母父Redoute’s Choiceは非凡な才能を持っていたオーストラリア産馬。
準重賞(リステッド)でデビューしたと思いきやあっさり勝利。次戦はG1で2馬身差の快勝。1年間の競争生活しか送りませんでしたが、G1を計4勝する異常な才覚を見せていました。
Redoute’s Choiceはデインヒルを介してダンチヒに繋がる欧州型ダンチヒです。極端なスプリントにも見えますが、パワーとスタミナを補完する欧州主流血統になるので理論上距離は伸びても大丈夫な気がします。

ファミリーラインを辿ると叔母は凱旋門賞・仏オークス・仏1000ギニーなどGⅠ5勝のZarkashaがいます。

さて、状況を整理すると…晩成長距離系の父と早熟スプリント系の母父、ファミリーラインは凱旋門血統。日本の高速馬場で活躍できるのだろうか?という一抹の不安はありますが良血なことは間違いないです。

クラシック戦線に進んでいける血統ではあると思ってますし、東サラなら一口馬主やりたいですね。

おわりに

セレクトセールに上場された二頭はあまり高値とは言えず、シュヴァルグラン産駒自体が足元見られていましたね。

ハーツの後継という点から見れば確かに名牝の集まったスワーヴリチャード産駒に注目が集まるのは納得も行きます。

が、あまり見向きもされていないような馬であっても出世できるのが競馬です。

二頭とも血統構成は面白いですし注目していきたいと思います。

クラウマ
クラウマ

シュヴァルグラン産駒の大出世に期待!