【展望】2022年・フェブラリーS
東京ダート1600m
参照:JRA公式サイト
・2コーナーの引込線からスタート
・芝×下り坂の前半2F(400m)
・3F目で登りのため実は中盤にかけて落ち着く
・落ち着いた中盤で馬群が縮まることが多い

“良馬場の先行"と"重馬場の差し"が定石です
ただし、良馬場であれば中盤が大幅に緩み、馬群が凝縮した時に差し馬が台頭してきます。
ラップ一覧
ユニコーンS:12.3-10.8-11.5-12.2-12.5–12.2-12.0-12.4
フェブラリーS:12.3-10.9-11.5-12.1-12.4–12.1-11.8-12.3
古馬OP:12.3-11.0-11.6-12.1-12.3–12.0-11.9-12.4
3歳OP:12.3-11.0-11.7-12.3-12.6–12.3-11.9-12.4
ギアチェンジするのはラスト4F→3Fのタイミング。
つまり、4角終いからギアが上がって、直線勝負が始まるという事です。
この影響もあって、上り3Fで速い脚を出せる馬の成績は好調となっています。
注目データ
上りの優位性
上り3Fで上位を記録し馬券に絡んだのは22頭
上り1位:10頭
上り2位:4頭
上り3位:8頭
※過去10年のデータ
1000m通過60秒が鍵
2014年:コパノリッキー (60.1)
2019年:インティ (60.2)
2011年:トランセンド (60.1)
2015年:コパノリッキー (60.0)
→3~4角通過1.2番手が通過
===通過60秒の壁===
2017年:ゴールドドリーム (59.0)
2012年:テスタマッタ (58.7)
2020年:モズアスコット(58.7)
2013年:グレープグランデー(58.6)
2016年:モーニン(58.4)
2018年:ノンコノユメ(58.3)

2021年のカフェファラオは3番手から勝利。
通過58.5で残ったのは規格外でした。
1400m適性
重馬場注目血統
【重不良馬場上昇率】
良馬場複勝率÷重不良馬場複勝率で算出
- マジェスティックウォリアー 359%
- トビーズコーナー 299%
- キングカメハメハ 165%
- パイロ 110%
予想
印
◎ソリストサンダー
〇レッドルゼル
▲テイエムサウスダン
☆サンライズノヴァ
見解
全体像を分解する
ダイワキャグニーがハナを叩き、ソダシが外から被せ、アルクトスとインティが2列目と言ったところ。Sペースであればアルクトスとインティの残り目が考えられるが、湿った東京ダートマイルでは少し考えにくい。


バテ残り狙いはは鋭い末脚に狩られます
したがって重視していきたいのは下記の3点
・一定の持久力(1400m適性)
・道悪東京マイルの瞬発力ピッチ走法(⇔良馬場ストライド)
ソリストサンダー
ローテが悪いだのデータが良くないだの散々な言われそうしてますが、上記3点は満たしています。
ローテに関しては陣営が速い段階からフェブラリーSに向けて調整しており気にする必要はないでしょう。
また、良馬場マイルよりも道悪マイルの上昇度が大きいと見ているため今回は狙い目と判断します。
大きな収穫だった根岸S
ラップ:12.2-11.0-11.2-11.8-12.0-12.2-12.7
前走となる根岸Sの収穫は「追走力」である。異様に速かった前半をこなして減速していくラップ推移。
基本的にマイルより長い距離を主戦にしてきたこの馬がが息の入りにくいラップについていかれたことは大きな収穫と言えよう。
この推移は基本的に豪快に差し切る馬がいていいのですが、今年はそれがいなかった…(これが低レベルと言われる要因か)
本来ならソリストサンダーが差し切ってもおかしくない局面でしたが伸び悩んだのは道中揉まれたからでしょう。

追走力の確認と揉まれない時の強さが再確認できましたね
能力を証明した武蔵野S
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