【必見】ポケットハッシュは危険?利益はでるの?【PocketHash】
最近アフィリエイター界隈をざわつかせている案件のひとつにPocketHashがありますね。中にはにぎわってるのはわかるけど実態はよくわからないなんて人もいるのではないのでしょうか。今回はそんな人向けの記事になります。僕としては、非常に悪質なやり口で見るに耐えないというのが率直な感想です。
そもそもPocketHashって何?
PocketHashとは一言で言えばマイニングを斡旋している企業のことになります。マイニングとは仮想通貨を発掘することをイメージしてもらえればともいます。発掘てどゆこと、と思う人もいるかもしれませんが難しい話になるので今回は省略させてもらいます。


得体の知れない企業体系





利益はでるの?月利30%は嘘で実は2%の可能性も





ポケットハッシュは「作業員」から「社長」までの8段階に階級分けされます。大半は作業員の方になるでしょうから作業員で話を進めていきたいと思います。そうすると換金の際に2つの制限が課されることになります。画像を見れば一目瞭然ですが「換金枠解放率(150%)」と「換金手数料(25%)」です。



利益シミュレーション
前提:作業員であり小型マシンと中型マシンの2つをフル稼働。マシンによる採掘量は公式が言う通り0.9PHT(小型)と10.0PHT(大型)。
※PHTとはポケットハッシュ内での単位でドルと同じです。
ミスリードのシミュレーション
月の採掘量:$10.9×30日=$327
月利:$327÷$1,100(マシン代)×100=約29.7%
200日の採掘量:$10.9×200日=$2,180
最終利回り:$2,180÷$1,100×100=約198%
と、これが月利30%になるカラクリですね。ですが、本当はここに換金枠解放率と換金手数料が含まれるので利回りはもっと下がることになります。
本来想定されるシミュレーション
最終の利回り(200日後)で考えるとわかりやすいです
月の採掘量:$10.9×30日=$327
200日の採掘量:$10.9×200日=$2,180
→ここまではよし
最終利回り:$2,180÷$1,100×100=約198%
→ここが本当に意味不明
換金枠解放率が150%であるため仮に$2,180の採掘に成功したとしてもMAX$1,650($1,100×1.5倍)までしか換金することが出来ません。さらにここから換金手数料25%として$413が差し引かれるため、残った差額は$1,238です。したがって純粋な利益は$138のみ。6か月の運用と考えれば月益は$23ということになり、月利は2.08%となるはずです。
月の採掘量:$10.9×30日=$327
200日の採掘量:$10.9×200日=$2,180
利回り計算
$1.650(換金枠制限後)-$413(手数料)=$1,238(差額)
$1,238÷$1,100×100=112.5%(最終の利回り)
$1,238-$1,100=$138(純利益)
$138÷6ヶ月=$23(月の利益)
$23÷$1,100×100=2.09%(月利)
ということでシミュレーションの結果、月利2.09%で最終の利回り112.5%ということになります。ちなみに班長に昇格しても利回りは4%になるはずです。

その他の警戒すべき点
海外で成功していると宣伝しているが痕跡はない
フィリピンで成功しているようですが、そちらのほうのブラウザから検索しても一切ヒットなし。アメリカや中国など各国でも同様。
→日本をターゲットにしてるだけで宣伝内容はでっち上げ
900ドルは出金できない
無料登録で$900が付与されるためお得な制度にも見えますが、そもそもこの900$は出金できません。またこの制度を利用したとしても月$20が限界です。
→典型的な撒き餌と判断していいと思います
原資回収に4ヶ月で200日経たないと換金できない
タイトルの通りです。意味不明な企業にしてはリスキーすぎると思われます。そもそも過去に飛んでる企業もあるので注意が必要ですね。このポケットハッシュも登記すらされてなく所在が不明であるため飛ぶリスクも視野に入れたほうが良いと思います。

まとめ
②月利や最終の利回りは誇大広告の可能性が大きい
③その他にも怪しい点が満載
以上がクラウマの調査結果になります。非常に悪質なやり口で引っかかってしまうと面倒なので、引っかからないように気を付けたほうが良いと思います。リスクに対するリターンが少なすぎますからね。
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