馬券に迷った時の買い方はこれ!「馬券期待値」という考え方

今回は僕が常々言う「馬券期待値」という考え方について詳しく考えていきます。
「勝ち馬予想」と「馬券予想」は全くの別物であるというのもこのブログを読めばある程度納得してもらえると思います。

Twitterのほうでよく使っている言葉になりますが、文字数の関係で上手いこと伝わらないことが多いようです。僕の馬券選択の根幹に関わることになるので、このブログでまとめて説明しきります。

いきなりですが、下記のような条件の時あなたならどの馬の単勝を選びますか?
※勝つ確率というのは”自分の中の勝つ確率”で単勝支持率とは別です。

A馬:勝つ確率は65% 単勝2.0倍
B馬:勝つ確率は20% 単勝7.0倍
C馬:勝つ確率は5.0% 単勝15倍

さて、こんな時に単勝で買うならどの馬を選ぶでしょうか。

僕なら迷わずにB馬を買います。
もちろん勝つだろうと思っているのはA馬です。つまり、「勝ち馬予想はA馬だが、馬券予想としてはB馬の選択が正解」と考えているわけです。ここに馬券期待値の考え方があります。

馬券の期待値はプラスではない

 まずこの話をするうえで必ず理解しないといけないのがタイトルの「馬券の期待値はプラスではない」ということです。これが投資と大きく異なる点のひとつです。投資は基本的に期待値がプラスのものであって、競馬は期待値がマイナスであるということは理解しておきましょう。

 期待値がマイナスの原因は控除率

主催者 単勝 馬単 馬連 三連単 三連複
JRA 80% 75% 77.5% 72.5% 75%
南関東競馬 80% 75% 75% 72.5% 72.5%
ホッカイドウ 80% 75% 75% 72.5% 70%
ばんえい 80% 75% 75% 72.5% 72.5%

 上記の表が主な馬券の払い戻し率になります。単勝の控除率は20%であり、総投票額の20%は主催者側の取り分になることを意味しています。試行回数が増えれば増えるほど回収率80%に収束していくというのはこれが原因ですね。

競馬で勝つには期待値を高めることが必須条件

 競馬で勝つ。

 つまり長期的な回収率をプラスにするには期待値をなるべくプラスの状態で勝負することが必須条件ということになります。元々マイナスのフィールドで戦うわけですから何も考えずに馬券を買っているようではドツボにハマることはほぼ間違いないでしょう。目先のレースを当てることも大事な実力のひとつにはなりますが、それで長期的な回収率をプラスに持っていくのは至難の業となります。

 絶対的な期待値はマイナスであることは理解しつつ、自分の馬券の期待値は少しでも高い馬を選択することによって負けにくくすることが出来るはずです。

 

馬券期待値とは

馬券期待値とは的中率とオッズを掛け合わせたものと定義しています。

つまり、「馬券期待値=的中率×オッズ」ということです。

この考え方をつかうことによって長期的な回収率を安定させることが出来ます。

競馬は的中にも配当こだわってはいけない

当てることにこだわるというのは的中率を重視するということですね。
配当にこだわるというのはオッズを重視するということですね。

一番最初に出した例をとれば
当てることにこだわる→A馬を選択するということ。
配当にこだわる→B馬を選択するということ。

ex)
A馬:勝つ確率は65% 単勝2.0倍
B馬:勝つ確率は20% 単勝7.0倍
C馬:勝つ確率は5.0% 単勝15倍

 勝つ確率が一番高いと踏んでいるのはA馬ですから、馬券はAの単勝が一見すると正解にも見えます。が、本当にそれが正解なのでしょうか。確かに、的中率を売りにするような予想家さんであれば正解で間違いないでしょうし、遊びで競馬をやっているならば当たりやすいA馬を選ぶのが正解だと考えます。

 しかし、長期的な回収率をいう面では果たして正解と言えるでしょうか。

的中率×オッズ=馬券期待値の数式に当てはめてみましょう。

A馬:0.65×2=1.3
B馬:0.20×7=1.4
C馬:0.05×15=0.75

誰が見ても論外なのはC馬で期待値がマイナスです。残るのはA馬とB馬となります。少しでも期待値が高い馬を買い続けたほうが収束するところがプラス値になるので、僕はB馬の選択が正解と考えます。

勝ち馬予想ならA馬で馬券予想ならB馬ということにもなります。

 

問題

 ここまでの内容を踏まえて私の思考回路ならどの馬券を選択するのか考えてみてください。
勝つ確率をいうのは自分の予想から導き出した数字であって単勝支持率とは別のものになります。

Q:この選択肢で正解と言えるのは何でしょうか?

⑴ まずは復習から
À馬:勝つ確率は70% 単勝2.5倍
B馬:勝つ確率は15% 単勝6.5倍
C馬:勝つ確率は5.0% 単勝18倍

A馬:0.65×2=1.3
B馬:0.20×7=1.4
C馬:0.05×15=0.75

A:B馬の単勝

 

⑵ こんな場合は
A馬:勝つ確率は70% 単勝1.5倍
B馬:勝つ確率は10% 単勝12倍
C馬:勝つ確率は3% 単勝40倍

A馬:0.7×1.5=1.05
B馬:0.1×12=1.2
C馬:0.03×=1.2

A:BかCの単勝

今回の場合は選択肢にはないですがCの複勝が実践的にはよさそうですね。

 

まとめ

 これが僕の馬券選択の方法となります。「○○倍つかなかったら買いません。」というのはこういう考え方が根幹にあるからです。ただ、この理論は完璧と言えるものではないことには注意してください。的中率というのは”自分が思う勝つ確率”をベースとしているため完全に実力依存のものになります。その値を間違えてしまうと馬券期待値は何の信憑性もないものになってしまします。

 ですから、私の予想を参考にされる方は注意してください。当てにに行く予想ではなく期待値を買う馬券予想に◎を必ず打つようにしていますから。具体的な例を挙げるとすれば↓

ツイートの内容を見てもらえればわかると思いますが、勝つ確率が一番高いのはコパノキッキングとしています。しかし、本命はブルドックボスとしました。理由はもちろん馬券期待値が高いから。

「コパノキッキング」
勝つ確率90%×オッズ1.5倍=馬券期待値1.35

「ブルドックボス」
勝つ確率20%×オッズ38倍=馬券期待値7.6

結果は

1着はコパノキッキング
2着にブルドックボスです

期待値の高い馬を買い続けていればいづれ収束するでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。